wineでMinGW + msysを動かす
wineでMinGW + msysを動かす
タイトルのようなアホなことができる。
Linux上でWindowsエミュレータを使い、UNIXエミュレータのMinGWを動かすのだ。
利点としてはクロスコンパイラ用のバイナリがwine上で動くことなどが挙げられる。
MinGWをダウンロードする
ここからインストーラ(mingw-get-setup.exe)を取得MinGW - Minimalist GNU for Windows - Browse Files at SourceForge.net
wineでexeファイルを起動し、適当なところに展開する。
msysの起動方法
単純に起動しただけではダメ。全体のコマンドは以下になる。
どうやらLANGという環境変数を指定してやらなければいけないらしい。
// minttyがインストールされてない場合 $ env LANG=en_EN.UTF-8 wine "C:\MinGW\msys\1.0\msys.bat" // minttyがインストールされている場合 $ env LANG=en_EN.UTF-8 wine "C:\MinGW\msys\1.0\msys.bat --mintty"
起動した後の設定など
起動できたらMinGW上で必要そうなソフトを入れる。
$ mingw-get install msys-vim msys-mintty
また、msys用の設定ファイルを追加すると更にいい感じになる。
MinGW64環境の構築手順とwxのビルド - なんとな~くしあわせ?の日記
起動するとこんな画面になる