なんとな~くしあわせ?の日記

「そしてそれゆえ、知識そのものが力である」 (Nam et ipsa scientia potestas est.) 〜 フランシス・ベーコン

開発マイルストーン

自分はどうも予定を立てる能力に欠けているようだ。そこでせめて、予定を立てやすくするため開発マイルストーンというフリーウェアを触ってみる。

配布サイト

開発マイルストーン

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単純な使い方

1.プロジェクトの期間設定

「設定」シート
・チャート表示開始日
・チャート表示期間(日)

を設定する。これでプロジェクトの開始と期間を設定できる。

2.各工程の工数を書く

「標準工程」「担当者一覧」シート
・標準工程で作成した工程は後で繰り返し使える。自分の場合作業者としてUI~STぐらいまでのひな形を作っとく
・担当者一覧に作業者の名前を入れる

3.スケジュールを立てる

「線表を引く」という言葉は旧電電系の会社しか使ってないらしい、という豆知識

・「スケジュール」シートにてメニューボタンをクリックすると、標準工程からスケジュールをそのままコピーできる

感想

・こういうツールをあまり使ったことがないので(今まではExcelで手作業でやってた…)、作業開始日を入力しただけで作業終了予定日が入力されるのが便利に思えてしまった
・スケジュールがそのまま計画通り進むことは稀なので、このツールみたいに変更がすぐに適応可能な予定表は便利だなあと
・工数の入力欄が1列しかないので、列を追加しておいたほうがいいかな?
・標準工程のところに自分が普段やってる開発工程のひな形を作っとくべきかと
・前にOpenPrjというフリーソフトウェアを使ってみたけど、正直使いにくかったのでこっちのほうがいいかも(Excel信者乙ですなあ…)

まずこれでサクッとやること見積もることができれば、説明に説得力が増すかもと期待

補足(という名の独り言)

・こういうツールを使うべきなのは少人数の開発の時だと思う。
開発者の人数が増えた場合、Excelでの管理はデメリットが多い。環境があるならRedMineとかTracを使ったほうがいいかもしれない。このへんのツールは使ったことがないのでもっと調査が必要か。

Excelでの管理のデメリット

・プロジェクト管理者によってフォーマットがばらばら
→工数の入力欄はある?ない?、稲妻線は引ける?クリティカルパスがどれかわからんと、プロジェクトリーダーはプロジェクトのリスクを発見できない。

・他のメンバーがファイル開いてるぞゴラァ!
→まあこれはこれでいいという人も多そう、でもせっかちな人は嫌になるかも

・残りのタスクと進捗の管理が難しい(…開発が大規模化するほど)
→まあこれはExcelに限ったことではないと思うが

・どれが最新かわからなくなる
→さすがにこれは普通の会社ではありえないと思うが、WBSを日付管理してメールで共有していると起こりうる。あんまないと思うけど。「WBS(最新)のコピー〜backup20110303(2).xls」とか。