シリアルポート増設
Debian + AMD AシリーズCPU + ASUS M/Bで構成した自作PCについては以前書いた
メインPCをDebianに移行した - なんとな~くしあわせ?の日記
このマザーボード、シリアルポート用のインターフェースはあるけど、外から接続するためのモジュールがない(説明書には別途購入してくださいと書いてある)。
なので、ちょっと増設した。
エアリア E1SL PCI Express x1 接続 RS232C 1ポート 16C550UART相当 SD-PE9922-1SL
- メディア: Personal Computers
こいつをPCIeにつけてやって、9ピンのCOMポートを外に出す。
本当はM/B備え付きのCOMポートから線を伸ばして、COMポートを出せばよかったんだけど…
店に行ってもなかったので、拡張用のボードをつけた。まあ買い物するのも楽しからずやです。
※単にCOMポートを出すだけなら下みたいなRS-232Cの延長ケーブルを買えばいい。
ドライバのインストール
このシリアルポート拡張ボードを使うにはドライバのインストールが必要です。
Linuxの場合ちょっとコマンドを打つ必要がある。
// CDまで移動 # cd /media/cdrom0/Moschip/MCS9900/ // 作業用ディレクトリまで移動 # cp -rp Linux/ /usr/local/src # cd /usr/local/src # cd Linux # make # insmod 99xx.ko # make install // シリアルポート接続用ツールのインストール # apt-get install cu setserial
シリアルポートへの接続
上記の手順を済ませると、/dev 以下に /ttyS* というデバイスが現れるが、そのままでは接続できない。
# ls /dev/ttyS* /dev/ttyS0 /dev/ttyS1 /dev/ttyS2 /dev/ttyS3 # cu -l /dev/ttyS0 cu: open (/dev/ttyS0): Permission denied cu: /dev/ttyS0: Line in use
Debianではシリアルポートの管理グループはdialoutというグループで扱っており、そのグループに属していないとRead,Writeできないのだ。(…RHだとUUCPってグループでそれをやってた気がする。)
とりあえず、使用するユーザーをvigrを使ってdialoutに入れてやる。そのあとログアウト、ログインしてcuが使用できれば完了。
# vigr - dialout:x:20: + dialout:x:20:root,hiroyuki // ← たぶんこんなふうに // ログアウトしてログイン // 成功! # cu -l /dev/ttyS1 Connected.
謎のエラー
あまり上記とは関係ないが、最近ずっとDBUSのエラーが出てて怖い。こんなやつ。
特に問題があるわけではないが気になる。
エラー: GDBus.Error:org.freedesktop.DBus.Error.Spawn.PermissionsInvalid: The permission of the setuid helper is not correct