KDEでFlatpakのアプリを使うときのメモ
FlatpakでインストールしたアプリケーションをKDEで使用する際に、メニューやアイコンから簡単に起動できるようにする手順をまとめました。特に、MenuLibreを使用してアプリケーションランチャーを作成・編集する方法と、Flatpakに登録されたアプリのコマンドを調べる方法について記載します。
(なお、この記事はまとめるのが面倒くさい筆者のためにChatGPT 4oにより起案され、筆者によりレビューされました。)
MenuLibreを使ってアプリケーションランチャーを作成する
KDEでFlatpakアプリをメニューに追加する際、MenuLibreというツールを使うと簡単です。以下の手順でMenuLibreを使用してランチャーを作成します。
MenuLibreのインストール
まず、MenuLibreをインストールします。Debianベースのディストリビューションを使用している場合、以下のコマンドでインストールできます。
sudo apt install menulibre
ランチャーの作成手順
- MenuLibreを起動します。KDEメニューから「MenuLibre」と検索して起動できます。
- MenuLibreのインターフェースで、新しいエントリーを追加します。
- Nameフィールドにアプリケーションの名前を入力します。
- Execフィールドに、Flatpakでインストールされたアプリの実行コマンドを入力します(後述の方法でコマンドを確認してください)。
- Iconフィールドで、アプリケーションに関連するアイコンを選択します。Flatpakアプリのアイコンは、通常自動的に適切なものが表示されます。
- Categoriesフィールドで、アプリケーションが表示されるカテゴリを設定します。たとえば、ユーティリティアプリの場合、「Utility」を選択します。
- すべての設定が完了したら、変更を保存します。これで、KDEのメニューにアプリが表示されるようになります。
Flatpakアプリのコマンドを調べる方法
MenuLibreのExecフィールドに入力するコマンドを調べる方法を以下にまとめます。
1. flatpak info
コマンドを使う
ターミナルで以下のコマンドを実行し、アプリケーションの情報を取得します。[Command]
の欄に実行コマンドが表示されます。
flatpak info <アプリケーションID>
例:
flatpak info com.spotify.Client
2. flatpak list
コマンドでアプリケーションIDを確認
インストールされているFlatpakアプリケーションのIDを確認するには、次のコマンドを使用します。
flatpak list
これにより、インストールされているすべてのFlatpakアプリケーションのIDが表示されます。このIDを使ってflatpak info
コマンドを実行します。
3. 実行コマンドの形式
多くの場合、Flatpakアプリの実行コマンドは次の形式になります。
flatpak run <アプリケーションID>
例:
flatpak run com.spotify.Client
4. /var/lib/flatpak/exports/bin/
ディレクトリを確認
システム全体にインストールされたFlatpakアプリケーションのコマンドがこのディレクトリにシンボリックリンクとして置かれます。
ls /var/lib/flatpak/exports/bin/
また、ユーザーごとにインストールされたアプリは以下のディレクトリで確認できます。
ls ~/.local/share/flatpak/exports/bin/
これらの手順で、Flatpakアプリの実行コマンドを調べ、MenuLibreを使用してKDEメニューにアプリケーションを追加できます。
まとめ
FlatpakでインストールしたアプリをKDEで便利に使うためには、MenuLibreを使用してランチャーを設定し、必要なコマンドを正確に指定することがポイントです。この手順を活用して、KDEでのFlatpakアプリの利用を快適にしましょう!
追伸
ChatGPTは最後によくこのようなポジティブな修辞を入れますが、私は特に皆さんにLinuxを使ってほしいとも思っていませんしKDEでのFlatpakアプリを快適にしてほしいとも思っていません。