第133回東京エリアDebian勉強会に参加した
2015年はScalaの年でした。10回ぶりぐらいにDebian勉強会に行った。
dotsは全然今まで知らなかったのですが、IT勉強会用の会場をかなり良心的に貸してくれる場所らしいです。渋谷のカラオケパセラの近くにあります。当日は隣で別のIT勉強会をやってて面白そうでした。eventdots.jp
LT内容など
Debian GNU/kFreeBSDセットアップガイド 2015 年版 @dictoss氏
資料等は 第133回東京エリアDebian勉強会、2015年11月勉強会 に上がっているようです。内容的にはkFreeBSDのデスクトップ環境構築になります。実機で入れるのは大変ですが既に居住可能な環境になっているようです。FreeBSDのバイナリも動かせるのかな。
以下、私の感想など
私はConoHaにkFreeBSDの環境をお試ししたり、すごいHaskellを読んだりしてました。
Debian GNU/kFreeBSD in ConoHa
手順だけ書き残しておきます。ここを参考にしています。blog.hnron.net
何をしているかというと…
- 1.kFreeBSDのデイリービルドの媒体(iso)をConoHaにアップロード
- 2.リモートデスクトップで起動
1.kFreeBSDのデイリービルドの媒体(iso)をConoHaにアップロード
以下にkfreebsd-i386版のビルド済みバイナリがいっぱいあるので
Index of /daily-images/kfreebsd-i386
そのうちのmini.isoをローカルにダウンロードしておきます
http://d-i.debian.org/daily-images/kfreebsd-i386/daily/netboot-10/mini.iso
2.リモートデスクトップで起動
重要な部分は以下、引用
ConoHaのコンパネで "OS再インストール" を選択し、ページの一番下にある "ISOイメージアップロード(SFTP)" から "接続先&ユーザ名" を確認する。sftpでインストールイメージをアップロードするためのサーバに接続し、イメージをアップロード
そうです。ConoHaのコンパネには 「"ISOイメージアップロード(SFTP)" 」があるんですね。これを使えば例えばGNU/Hurdのイメージでもクラウドで走らせられます*1。
下の画像にある、"接続先&ユーザ名" を確認し、以下のようなコマンドを打ちます。
debian# sftp -o IdentityFile=[秘密鍵のパス] [ユーザ名]@[接続先]:images/ > Connected to sftp1001.cnode.jp. > Changing to: /images/ sftp> put mini.iso > Uploading mini.iso to /images/mini.iso > mini.iso sftp> exit
そうすると、"アップロード済みISOイメージ"の選択肢にそいつが出てきます。
アップロードが終わったら、あとは実機と同じようにインストールすればOKです。(以下は、Hurdのインストールウィザードが出てきたところ)
試しにコンパイルとかしてみる
これで、BSD形式のバイナリをもちながらDebianのパッケージを使用できる環境が完成です。
注意