新卒採用のシューカツが無くなればいいなという話
最近Offerboxというサービスを知った。
OfferBox(オファーボックス) | オファーが届く逆求人型就活サイト
このサービスにプロフィールを登録しておけば、企業側からお声がかかるらしい。IT系の転職サイトだとその機能は珍しくないのだが、これが面白いのは新卒採用でも使われてるということだ。
シューカツは茶番・徒労だった
ここでの茶番とは新卒の就職活動で行われる選考活動が全然意味のあるものではなかったこと、徒労とはエントリシートを希望する企業(しかし、企業側はその学生に適正があると思っているとは限らない)に大量に送っても大概は実を結ばないということを言い表すとしよう。
エントリーシート再考
なぜ就活は徒労だったのか?それは今になって思えば情報の非対称性 - Wikipediaにあったのかもしれない。就活生が自らを商品として売り込むセールスマンだとすれば、企業はその買い手である。
徒労は解消する?
単純に分析すればこれまで就活生は買い手に自分を売り込むことに成功するかどうかの見積もりをしにくかった、だから大企業ばかりに応募しその結果撃沈する。
が、もしこのようなオファー型のリクルートが流行れば売り手買い手双方の採用コストが下がるので昔より良くなるかもしれない。というのは就活生側はオファーが来ない企業はレベルが高そうだと思い応募しないし、企業側は良さそうなプロフィールをもった学生を事前に選ぶことができる。もちろんオープンポジションとして採用の枠は残るだろうが。
茶番は解消しないかも
一方で企業は似たりよったりの履歴書と面接の受け答えで就活生の合否を決めていたのだが、これはどうなるのだろう。文系とかだと誰を選んでも学生時分でそんな違いの出るわけでもなし、変わらないのかもしれない。
なので就活生の戦略を考えてみる(私の個人的な意見であり何ら責任を負うものではない)
就活生
- 大部分の人間は発する言葉の内容より顔の表情やそこから読み取れる感情をもとに判断を行う(論理性は2の次)
- なのでそこの部分でコケると信頼されなくなるのでソーシャルスキルトレーニングをやる
- 身なりをきれいにする
- 話す論理の一貫性とかわかりやすさを充実させるといいような気がする
企業の戦略も考えようとしたのですが思いつきませんでした。